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統合失調症と診断された子の親の道

ブログタイトル「名古屋で統合失調症を寛解させる道」から改めました。未成年で病識が無く病院へも行かず薬も飲まず解離性同一性障害の疑いのある聴覚過敏の統合失調症の息子を持つ親が、寛解させるまでの道のりを日記で残そうと思います。 「あなたはわたしの宝物。ようこそ我が家に生まれてきてくれてありがとう。」

130日目・統合失調症の子供を持つ親御さんへ

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コメント

3. 無題

こんばんは
いいお話をありがとうございます。うちの息子(19)、統合失調症で闘病中で、もともと自閉症スペクトラム(アスペルガー寄り)ではないかと思われます。治療の方針でまだまだ悩むことも多いなか、救われる思いです。
家族の理解は心強いですね。私は世間的には健常者ですが、メンタル的に弱い面があります。全てが親のせいとは思いませんが、理解のない親でした。成績がいいとか調子がいい時は優しく、怪我をしたり精神的に参っているような時は、更に厳しくするような親でした。理解して欲しい時に突き放されるような……ですから信頼は出来ませんでした。あまりに元気で、人の痛みが分からないのってある意味罪なんじゃないかって思うぐらいです。自分の愚痴になってすみませんでした。勿論親には感謝するところも多々あります。
お父さんの仰るように、根性論はstep7辺りでいいですね。主治医にも言われましたが、統失の臨界期(およそ5年)は再発しやすいそうで、つまりそこをうまく乗り切れば安定もしてくるとのこと。うちの場合は発症して2年、なのであと3年は甘やかして(いい意味で)行こうかなと思います(^_-)。

4. 無題

反省ママさん、コメントありがとうございます。
統失の臨界期(5年)なんていうのがあるんですね。ちなみに我が家は、発症して2年くらい、自己流治療を始めて5ヶ月目です。
後3ヶ月ほどで、第3者に任せて、私はアメリカに戻る予定なので、この3ヶ月で徐々に自立に向かわせていきます。もちろん、その後も、2-3ヶ月に1回は日本に戻り、様子を見に来るつもりです。

5. 難しい問題ですね。

お父さん、こんばんは。
「クローズ正社員で必死に働く統合失調症患者のガチンコ日記」と言うブログ見ましたか?
統合失調症の本人が、親に子供を甘やかすなと言っています。
難しい問題ですね。
皆が皆、強くなれるわけではないので。。。

ご両親の理解が得られなくて、必死に病気と闘っている人もいますね。
私の両親はお父さんのように病気に理解があるので、感謝しなきゃと思います。

6. 無題

TOEIC姫さん、はい、知ってます。
ちょうど私が「甘えを満足させる」というタイトルの日記の後に書かれた記事だったので、とても気にしていました。
無視するつもりでしたが、彼の内容に賛同する人も出てくるし、ブログ村の上位に来るし、もし真に受けて、ご子息に厳しく当たる親御さんが現れては大変と思い、今回の記事としました。
彼に言わせると、TOEIC姫さんの親御さんのやり方ではダメだと言うことなので、とても危険な発想に感じました。

7. 無題

何度もすみません。
きょうすけさんのブログは私も見ています。「他に障害もある場合や急性期の時は対応は違う」と言っていますから、お父さんの息子さんやうちの息子とはまた違うケースです。

また「できることからでいい」とも言っているのですが、辛口にプラス悪口が過ぎるところがあって、誤解も反発も多いのだと思います。もう少し言葉を選んでくれれば素直に受け入れるのに、と残念ですね。

私も甘やかすことに賛成です。今まで辛い思いばかりしてきて、更に今病気で苦しんでいる子供を、親がムチ打ってどうする?って話ですよ。それに甘やかすといっても、譲れないところは譲りませんし。
安心できれば、自然としっかりしていって、将来の自立にも近づくはずです。お父さんがおっしゃったこと、私はこんな風に理解していますよ。






8. 無題

反省ママさん、いえいえ、コメントありがとうございます。
彼の記事にも注意書きはありますが、彼の記事を読んだ親の取り方しだいですから、
「ほら、おまえもやる気が無いだけだろう」なんて受け取る親が出てきても、それは、患者さんそれぞれ症状が違うだけに、良い方向に向かうかどうかは判りませんもんね。
親が厳しく理解が無いために、症状が出たり、自殺に追い込まれたなんてケースもあるでしょうに・・・

彼は福祉に携わっているとのことですが、患者さんを見下した対応をしていないか心配です。
石郷岡病院の事例でも、看護師が患者さんを「おまえらはクズだ」とか見下した結果、あのような出来事が起きているのではと思ったりしてしまいます。

ただいまコメントを受けつけておりません。

130日目・統合失調症の子供を持つ親御さんへ

私のところには、「お父さんの息子さんが羨ましいです。自分の父親がお父さんのように理解のあるお父さんなら、私は、これほど苦しむことは無かった」という意見を良く聞きます。

そういう方たちは、本人がキツイ中、根性論で親に突き放されたわけです。

統合失調症になった原因があるはずで、それは、周りの環境であり、元々の発達障害であり、それは根性論だけで克服できる物なのでしょうか?

私も、息子とは殴り合いの喧嘩もしました。親は、ドラマ張りの愛の鉄拳のつもりでも、子供は、そのようには受け取りません。親子の信頼はますます無くなり、子供は親への恨みが募るだけです。

この病気は、一人で立ち向かうには、とても大変な病気です。親子の信頼関係は、とても重要です。根性論の前に、親子が一緒になって、原因や解決策を探すことが重要だと思います。

息子を甘えさせている私が、今年の3月から進めている状況です。
まだ、息子を社会復帰させていませんので、このやり方が良いのかどうかは判りません。


Step1 まずは、親との信頼を取り戻すこと。
子どもにとって、ウザイことは言わない。
子どもにストレスを与えない。
子どもがイライラし始めたら、絶対言い訳とかせずに「悪かった」と言って、その場を去る。家の外に出るとか。
お願いされたら、「そんなこと自分でできるでしょ」とか言わずに、言うことを聞いてあげる。
内の場合は、極端ですが、「そんなに憎いなら」と、一度、思いっきり、頬をぶん殴らせてやりました。

Step2 空気になる。
お互いが一緒に居ても、気にならない状況になってきます。

Step3 弁明できるようになってくる。
相手の怒りや発言に対し、「そうなんだ。でも、何なにしたのは貴方だよね。私はしろとは言っていないよね」
とか、少しずつ弁明を始める。
弁明や否定に対し、また暴言を吐き出したら、「ごめん、ごめん」と、また、家の外などに退避する。

Step4A こちらの意見も聞けるようになってくる。
親の存在が、だんだんウザイものではなくなってきて、親の考えも聞けるようになってくる。
うちは、今、この状況かなと言う感じです。

Step4B チラシやパンフレットを渡す。
専門学校の資料やボランティアの情報(付箋紙をつけるとか、ペンで丸をつけるとか)、
子どもの将来につながりそうな情報を、「こんなのもあるよ」とか言って、そっと渡す。

Step5 体調が戻るのを待つ。
体感過敏や幻覚などが、イライラしやすくさせているので、我慢できる状態まで待つ。

Step6 体調が戻り始める。
ひきこもり状態から、社会復帰に動き出す。
今日の息子の様子だと、そろそろ、社会復帰に向けて、第3者の介入もできそうに思いました。

Step7 社会との関係が始まる。
この辺りになれば、根性論もありかもしれませんが、それでも、周りの環境など、親も子どもの意見をきちんと聞くべきです。
素晴らしい環境で働けているとは限りません。特に発達障害で空気が読めないと、嫌がらせを受けているかもしれません。





食事や部屋の片付けについて、息子は、自分で自炊もできますが、作るのが飯を炊いて、卵をかけて食べるか、肉をおかずに食べるです。
脳細胞には、食事の内容も大切で、麻の実ナッツやエゴマ油、ココナッツオイルなどが良いとかも聞きますが、もちろん、そんなことは無視して自炊します。
なので、息子の脳細胞を正常に戻すためにも、今は、私が料理を作っています。

また、そもそも、息子は部屋を片付ける能力が無いため、私が片付けないと部屋は散らかっていきます。しかし、私が片付けることで、片付いている部屋は気持ちが良いということを身をもって感じていきます。
一度、片付け方を見せて、気持ちの良い環境を味あわせれば、私が居なくなっても、片付けようと努力するのではと思います。しかし、片付け方が判らなければ、片付けたくても、片付けられないですから。発達障害では、片付けたくても片付けられないという症状もあるのです。


私は、息子と地獄の関係を経て、精神科医の言うことだけを信じていてはダメだし、私自身が変わらなければ、息子を理解しなければ、何も解決しないと知りました。

根性論も重要ですが、その前に、まずは、親子の信頼関係を取り戻してから、親子で信頼し、話し合いながらの根性論として進めて欲しいと思います。
患者さんにとって、親御さんの理解は、とても大きく作用する存在なのですから。



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統合失調症は「治療」してはいけない


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コメント

3. 無題

こんばんは
いいお話をありがとうございます。うちの息子(19)、統合失調症で闘病中で、もともと自閉症スペクトラム(アスペルガー寄り)ではないかと思われます。治療の方針でまだまだ悩むことも多いなか、救われる思いです。
家族の理解は心強いですね。私は世間的には健常者ですが、メンタル的に弱い面があります。全てが親のせいとは思いませんが、理解のない親でした。成績がいいとか調子がいい時は優しく、怪我をしたり精神的に参っているような時は、更に厳しくするような親でした。理解して欲しい時に突き放されるような……ですから信頼は出来ませんでした。あまりに元気で、人の痛みが分からないのってある意味罪なんじゃないかって思うぐらいです。自分の愚痴になってすみませんでした。勿論親には感謝するところも多々あります。
お父さんの仰るように、根性論はstep7辺りでいいですね。主治医にも言われましたが、統失の臨界期(およそ5年)は再発しやすいそうで、つまりそこをうまく乗り切れば安定もしてくるとのこと。うちの場合は発症して2年、なのであと3年は甘やかして(いい意味で)行こうかなと思います(^_-)。

4. 無題

反省ママさん、コメントありがとうございます。
統失の臨界期(5年)なんていうのがあるんですね。ちなみに我が家は、発症して2年くらい、自己流治療を始めて5ヶ月目です。
後3ヶ月ほどで、第3者に任せて、私はアメリカに戻る予定なので、この3ヶ月で徐々に自立に向かわせていきます。もちろん、その後も、2-3ヶ月に1回は日本に戻り、様子を見に来るつもりです。

5. 難しい問題ですね。

お父さん、こんばんは。
「クローズ正社員で必死に働く統合失調症患者のガチンコ日記」と言うブログ見ましたか?
統合失調症の本人が、親に子供を甘やかすなと言っています。
難しい問題ですね。
皆が皆、強くなれるわけではないので。。。

ご両親の理解が得られなくて、必死に病気と闘っている人もいますね。
私の両親はお父さんのように病気に理解があるので、感謝しなきゃと思います。

6. 無題

TOEIC姫さん、はい、知ってます。
ちょうど私が「甘えを満足させる」というタイトルの日記の後に書かれた記事だったので、とても気にしていました。
無視するつもりでしたが、彼の内容に賛同する人も出てくるし、ブログ村の上位に来るし、もし真に受けて、ご子息に厳しく当たる親御さんが現れては大変と思い、今回の記事としました。
彼に言わせると、TOEIC姫さんの親御さんのやり方ではダメだと言うことなので、とても危険な発想に感じました。

7. 無題

何度もすみません。
きょうすけさんのブログは私も見ています。「他に障害もある場合や急性期の時は対応は違う」と言っていますから、お父さんの息子さんやうちの息子とはまた違うケースです。

また「できることからでいい」とも言っているのですが、辛口にプラス悪口が過ぎるところがあって、誤解も反発も多いのだと思います。もう少し言葉を選んでくれれば素直に受け入れるのに、と残念ですね。

私も甘やかすことに賛成です。今まで辛い思いばかりしてきて、更に今病気で苦しんでいる子供を、親がムチ打ってどうする?って話ですよ。それに甘やかすといっても、譲れないところは譲りませんし。
安心できれば、自然としっかりしていって、将来の自立にも近づくはずです。お父さんがおっしゃったこと、私はこんな風に理解していますよ。






8. 無題

反省ママさん、いえいえ、コメントありがとうございます。
彼の記事にも注意書きはありますが、彼の記事を読んだ親の取り方しだいですから、
「ほら、おまえもやる気が無いだけだろう」なんて受け取る親が出てきても、それは、患者さんそれぞれ症状が違うだけに、良い方向に向かうかどうかは判りませんもんね。
親が厳しく理解が無いために、症状が出たり、自殺に追い込まれたなんてケースもあるでしょうに・・・

彼は福祉に携わっているとのことですが、患者さんを見下した対応をしていないか心配です。
石郷岡病院の事例でも、看護師が患者さんを「おまえらはクズだ」とか見下した結果、あのような出来事が起きているのではと思ったりしてしまいます。

プロフィール

HN:
お父さん
年齢:
60
性別:
男性
誕生日:
1963/10/03
職業:
会社員(3月から10月自宅勤務)
趣味:
マラソン
自己紹介:
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