長い一日でありました・・・
12時過ぎに、名古屋の実家を出発。
13時半から15時までの
特定非営利活動法人オレンジの会 の保護者の会の前に、270円弁当を買ってから保護者の会に参加。
若年層の精神病患者のひきこもりに対して、月曜日の3時から8時くらいの間、
低空飛行netというメンタル系自助グループのイベントがあるとのことで、良い情報を仕入れました。
私は、4月17日(金)から5月3日(日)の間、一旦アメリカに戻るので、その間、オレンジの会の方に、4月20,27日(月)と、22,29日(水)に、お弁当を届けてもらうお願いを聞いていただけた。
低空飛行netの情報と弁当お届けに心安堵して、弁当を持って、息子のアパートへ。
寝ていたけど、今日は、起きてきた。
壁を見ると、穴が増えている(><) 窓を見ると、窓にひびが入ってる(><)
今日は、良く話す息子。
窓のことは、「日曜日以外は、毎日朝8時から、外でトンカチを使った工事が始まる。
それって、自分を眠らせない嫌がらせだろう?」
「冷蔵庫が、ボンとなって、俺を驚かせる」
「自分が、アメリカの家に引っ越す2年前に、引越し先の通り(ストリート)の名前の映画が流行った」
「自分が、右手で3つ指のピースをできないのを知ってるから、3つ指のピースは左手でやることになった」
などなど、息子自身を中心にした妄想のオンパレード・・・
これに似た症状は、妄想性人格障害ってことなんですけど・・・
結局、「何故に、自分を、こんな地獄の世界に産んだ」とかいう話になるので、
「俺に恨みがあるなら、殴るか」と一発、殴らせてやったが、
最初は躊躇していたけど、結局、思いっきり殴りやがった・汗
まぁ、それが、ガス抜きになれば良いけど。
結構、効いたので、もう殴らせないぞ・・・
結局、4時前から8時過ぎまで、4時間半ほど、延々と息子の被害妄想を聞かされた。
結構、崖っぷちかも・・・
帰りは、自転車で名古屋の実家に帰りました。
(追伸)
ブログにコメントありがとうございます。もちろん、私も自分のやり方について色々不安です。
かといって、病識も無く病院に行かない息子に対し、今の段階では、どうしても通院という選択肢はありません。私がアメリカに戻っている2週間、他の方に弁当を届けてもらうのが、少しでも良い結果に繋がればと思います。
とにかく、父親として、現状に背を向けず、逃げずに立ち向かうしかないので、後悔はしないように、全力で頑張ります!
なんだかんだと言っても、それでも、今日は、4時間半も会話ができたのは嬉しいです。
たぶん、息子も、会話というガス抜きが必要なのでしょう。パンチは痛かったです・笑
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1. 無題
フィンランドの西ラップランドという地方では、薬を使わない対話による治療で効果をあげているそうです。
「オープンダイアローグ」というこの手法は、当事者と家族やカウンセラー二名以上の数人で行うものなのですが、患者が自分のことを自由に話す(それが妄想の話であってもかまわない。聞き手はそれを否定せずに、なるほどね、と共感してあげる。)聞き手同士も自分達の意見を自由に述べ合う、他の人達がしゃべっているのを聞いて、当時者も自分の意見をいったりする、というものです。これを毎日続けるそうです。
当事者に発言させるために聞き手も工夫したりします。
お父さんと一対一の会話とはちょっと違うかもしれませんが、息子さんが自分の気持ちをたくさん話せたというのはいいことだと思います。
オレンジの会の方も交えてみんなでお話できるようになるといいですよね。
(ポイントは、本人を否定しない、みんなで自由に語り合える雰囲気を作ることだそうです。)
精神看護2014 7月号にオープンダイアログについての特集が載っているので、とりよせて読まれてみてはどうでしょうか。